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「うつ・ストレス・自律神経失調症」心の病気と言われるうつはシソが効果的

うつ
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うつの症状の始まりには「のどの違和感(のどに何かがつまっている感じ)」や「とり越し苦労」を感じることが多く、さらに進むと食欲や性欲の減退、不眠症や早朝覚醒、やる気や自信の喪失、朝方の不調などが生じます。

これらの症状を「気鬱」と呼び、「気の流れの滞りから生じる」と湊方では考えます。
気鬱の原因は、体の冷え。理想的を体温は36.5度ですが、うつやストレスに悩む人の多くは、35度台がほとんどです。体温を上げ、汗をかけば気の流れがよくなり、ゆううつな気分を発散できます。
体温を上げる方法はこちらで紹介されています。

解決法その1「シソ入りニンジンジュース」

うつ病や自律神経失調症に用いられる漢方薬「半夏厚朴湯」には、シソの葉と生姜がたっぷり配合されています。これらは、体を温めて「気を開く」、つまり「気の流れの滞りを除去し、気分を明るくしてくれる」作用があるということで、2000年以上も前から、心の病に用いられてきました。毎日、朝食がわりに、ニンジンとリンゴで作るニンジンジュースにシソの葉を加えたジュースを飲みましょう。

解決法その2「ウォーキングなどの運動」

うつ病は1月から3月までの寒い時期に発症することが多く、うつ病の人が最も不調な時間帯は午前中。気温や体温が低いはど、うつ傾向が増すのです。
つまり、うつを追い払うには、体温を上げればいいということ。体温が上がると、かじかんだ心がゆるみ、気持ちが前向きになるのです。戸外に出て、ウォーキング運動を行えば、筋肉が鍛えられて体温が上がると同時に、外の新鮮な空気を吸うことで気分転換ができます。

解決法その3「赤を着る」

ストレスをかかえたサラリーマンが帰宅途中に「赤ちょうちん」に寄るのは、生理学的な理由があります。人は赤を見ると交感神経の働きが高まってゆううつな気分が吹き飛び、気力が湧くのです。
色彩学的にいえば、赤い色からは電磁波という「気」が出て、血行をよくし、気力を高め、食欲をそそるといわれます。赤い下着やシャツなどを身につければ、皮膚の血行がよくなり、体温が上昇し、気力が高まります。赤いパンツや靴下を身につけるだけで体温が上昇し、ゆううつな気分が晴れてきます。うつが進行すると、着るモノ、履くモノ、そういったものへの興味が薄れてしまいます。

解決法その4「感謝の気持ち」

世界で初めて「ストレス学説」を打ち立てたカナダのノーベル医学賞学者・セリエ博士は、「ストレスを解消させるために最も大切なことは、東洋人特有の、感謝の気持ちを持つことである」といいました。
神仏や自然、周囲の人々に感謝の気持ちを持つようにすると、怒りや悲しみ、イライラなど、「小さな心」から抜け出すことができます。
たまにはルーチンワークから離れて、カラオケや趣味に打ち込むのもいいでしょう。楽しいことをすると体温が上がり、脳から快感ホルモン・β -エンドルフィンやセロトニンが分泌され、精神疾患の予防・改善につながります。

体を動かせば心も動き始める

気分がよい時期は、散歩などで体を頻繁に動かしていると、ストレスが解消されて心身の調子がよくなります。運動ができないぐらい体調が優れなくても日常的に体を動かすことを習慣化しましょう。

慢性期には軽い運動を無理せずに
うつ状態である急性期は、無理に体を動かそうとするのは逆効果になります。しかし、うつ状態が慢性化していて、重い症状がなく症状が安定しているときには、体を動かしたほうがいいでしょう。
ウォーキングやジョギング、スポーツクラブでのトレーニング、テニスなど自分の好きな運動をすると気晴らしになり、心身の調子がよくなります。
体をうごかすこと、運動は義務では内
ただし、運動をやらなくてはいけないと義務のように考えるのは禁物です。運動はあくまでも楽しく実行するのが目的です。ストイックに毎日続けることに意識が集中するのは逆効果です。気分がのらないときなどは家の中で体をやすめましょう。
活動的に過ごす
運動するだけでなく、買い物にでかける、温泉旅行に出かける、ドライブをするなどどんなことでもいいので、自分が楽しいと思えることで体を動かしましょう。
外出するまでもなく、家の中にもできることがあります。掃除や庭掃除は運動量も多くおすすめです。