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「リウマチ」バナナ、みかんなどの多食に水分の過剰摂取で水と冷えから痛みに

リウマチはバナナ、みかんがNG
リウマチはバナナ、みかんがNG

20~60歳の女性によく起こる自己免疫疾患です。「朝、起床時に手がこわばる」「手指や足指の関節が、左右対称に赤く腫れる」「痛みは朝重く、夕方に向かって軽くなる」などが主な特徴です。
慢性関節リウマチの原因、経過、診断、治療はこちら。

放っておくと関節が動かなくなり、日常生活に支障を来すようになります。西洋医学では「難病のひとつ」と考えますが、漠方では、「精白食や肉食の食べ過ぎからくる血液の汚れ」ととらえます。
痛みは「冷え」と「水」から引き起こされるので、お茶や果物をできるだけ控え、入浴で体を温めて、余分な水分を排泄します。
むくみを減らして代謝アップはこちら。

解決法その1「小豆こんぶ」

小豆は利尿作用や便通をよくする作用があると同時に、白血球の活動を促すビタミンやミネラルが豊富なので、リウマチをはじめとする痛みの病気によく効きます。
小豆とコンプをやわらかく煮た「小豆コンプ」を食べれば、強力な利尿作用が働いて体内の余分な水分が排泄され、むくみの解消にも役立ちます。

解決法その2「セロリの炒め物」

セロリはヨーロッパでは古くから薬草として用いられ、古代ギリシャの医者は「利尿剤から解毒剤、強壮剤にも使える万能薬」として重宝していました。

漢方では脳血栓や心筋梗塞、肝巌病の予防・治療などに用いられるセロリは、痛風の痛みにもよく効く食材です。セロリに熟を加えた妙め物は血行をよくして体を温め、骨や血管内壁に沈着した老廃物を、スムーズに溶かしてくれます。

関連ページ:

リウマチが改善した体験談が紹介されているサイトです。

「アトピー・湿疹・じんましん」治りにくい皮膚病、不完全燃焼した老廃物が皮膚からでようとしている

アトピー・湿疹・じんましん
アトピー・湿疹・じんましん

アトピー性皮膚炎は治りにくい現代人の特有の皮膚病ですが、体内に残った老廃物と水分が、皮膚から外に出ようとする反応です。
ステロイド剤などを塗って一時的に症状を抑えても、根本的に体質を変えない限り、なかなか完治しません。ステロイドなどを中止するとすぐに再発してしまいます。
アトピーの原因は食べ過ぎと冷え。体温が低いために食べたものがきちんと燃焼されず、あまった老廃物が水分と一緒になって、ジュクジュクと体外に出ようとするのです。
過食する人、水分をとり過ぎる人、体を動かさない人は要注意。運動、入浴、サウナなどで体を温め、血液をきれいにしましょう。デスクワークの人で仕事が忙しくて運動をする時間がない人は特に食べすぎに注意です。また、よく噛んで食べることも重要です。

解決法その1「日光浴」

「アトピーに太陽は禁忌」といわれますが、逆です。太陽に当たって体が熱せられると、老廃物と水が一挙に外に出てくるため、一見、悪化したように見えるだけ。アトピーの人が南の島へ遊びに行き、海水につかり、さんさんと輝く日の光を浴びた結果、「ウソのようによくなった」というケースはたくさんあります。
最初の2~3 日は海水がしみたり、太陽の光で皮膚が焼けただれるような感じがしますが、3日を過ぎると急速に回復してきます。「陽光」と「塩」、どちらも漢方では「陽性」と考えますが、陰性の病気であるアトピーに「陽性」を補うことで、体のバランスがとれるわけです。皮膚が発赤して熱を持つのは、体内の老廃物が燃えている証拠です。燃焼を助けたいなら、日光浴や入浴、サウナなどで外から熱を加えるとよいでしょう。
症状がひどい場合は漢方薬を使うといいでしょう。アトピー性皮膚炎

解決法その2「ゴボウ」

湿疹やじんましんは、体内に老廃物がたまり、血が汚れたことのあらわれ。血を解毒するには、ゴボウが効きます。漢方では、ゴボウは「皮膚病の妙薬」として知られます。
朝食がわりにゴボウ入りのニンジンジュースを飲んだり、きんぴらゴボウを毎日食べるのはもちろん、ゴボウをすりおろして温め、ガーゼにつけて患部に湿布すると、治りが早くなります。

ゴボウ茶は便秘を改善し、体の中からキレイにしてくれます。
また、日頃のスキンケアで治る人もいるので、丁寧に洗浄し、保湿することが大切です。このスキンケア商品は、医師が開発したアトピー、脂漏性皮膚炎などの方のための商品です。3点セットにっています。

「アレルギー(鼻炎・ぜんそく)」鼻炎の鼻水やぜんそくのたんは余分な水分を排出する体の防御反応

アレルギー(鼻炎・ぜんそく)
アレルギー(鼻炎・ぜんそく)

くしゃみや鼻水が止まらない鼻炎、薄い水のようなたんが出るぜんそくなどのアレルギーは、「余分な水を排出する機能」です。漠方では、「水毒症のひとつ」と考えます。
湿気が多い日や、雨がしとしと降る日はゆううつになったり、体がだるくなりますが、これは、大気中の水気が体を冷やすから。体内に余分な水分がたまった場合も体が冷え、新陳代謝が悪くなって、白血球が作り出す抗体で抗原(外部からの侵人物)を十分に防ぎ切れません。

解決法その1「梅番茶で鼻洗い」

約1% の自然塩を加えた塩番茶を用意し、一方の鼻の穴を押さえて他方の鼻の穴から吸い込み、口から吐き出します。それを交互に繰り返します(やけどしないよう、番茶が十分に冷めてから行う)。
番茶に含まれるタンニンには収赦作用があるので、アレルギー反応によって傷んだ鼻粘膜を修復することができます。ただし、これはあくまでも局所療法。水毒を追い出す解決法と併用して行いましょう。

ネギ湿布

ニラ、ニンニク、ネギ、タマネギなどのアリウム属の野菜は、抗アレルギー食品として知られます。特にネギは、のどの外用薬として、古来、用いられてきました。刺激臭の元である硫化アリルが血行を促し、気管や気管支を温めて拡張し、たんを出しやすくするだけでなく、独特の香気がのどの粘膜や肺から血液に吸収され、呼吸がラクになります。
ネギの白い部分を火であぶってから3 ㎝くらいに切ります。それを縦割りにして開き、ねばねばしたはうをのどに当てて湿布します。上からタオルなどをあて、首に軽く巻きます。

解決法その3「粗塩風呂」

ぜんそくの発作は、気管支が痙攣(縮んでふるえること)して起こりますが、これは、雨に濡れると体が冷えてふるえるのと同じ。気管支内に余分な水分がたまり、冷えると痩攣が引き起こされますが、このとき、空気の出し入れが十分にできないため、ヒューヒューと音が出ます。
ぜんそくを根本的に改善するには、発汗や利尿を促して、余分な水分を体外へ捨てるのが一番。粗塩をひとつかみ入れた租塩風呂に入ると、体がポカポカ温まります。血行がよくなって気管支が拡張するだけでなく、余分な水分をどんどん体外へ追い出すことができます。粗塩はこちら。
41~42度くらいの熟めのお湯は覚醒作用が、38~40度くらいのぬるめのお湯はリラクゼーション件用があるので、朝入るなら熟め、寝る前に入るならぬるめの温度がおすすめ。じっくり汗を流したいときは、ぬるめで15~30分。
半身浴の効能はこちら

解決法その4「生姜湿布」

ぜんそくの発作が起こったら、生姜湿布を胸部と背中に10分ずつ、それぞれ1~2回ほど施すと、呼吸がしだいにラクになります。肌が敏感な人は、ガーゼの布を素肌に当てて、その上から湿布するといいでしよう。発作を予防するために、毎日、入浴後に行うのもおすすめです。