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「卵巣ガン・子宮体ガン」袋状の臓器である卵巣や子宮は体温が低下しやすくガンが発生しやすい

卵巣ガン・子宮体ガン
卵巣ガン・子宮体ガン

卵巣ガン・子宮体ガンは乳がんと同じく、女性ホルモン過剰によって引き起こされるガンです(こうしたガンの手術後には、男性ホルモン剤や、女性ホルモン阻害剤を用いた治療がなされます)。

原因として考えられるのは欧米食への偏りですが、なかには「肉も卵も牛乳も苦手」という人もいます。たとえ和食中心の食生活でも、体が冷えて血行が悪くなり、よどんだ血液が下半身に流れるとガンになることがあります。特に卵巣や子宮は体温が下がりやすい管腔臓器ですから、ガン予防には、血液循環をよくして下半身を冷やさないことが大切です。

解決法その1「くず粉入り生姜紅茶」

体の冷えを改善するには生姜紅茶が効果的ですが、くず粉をプラスするとさらに保温作用が高まります。「万病に効く薬」と呼ばれる漢方薬・葛根湯には、くずの根や生姜など、体を温める生薬が配合されています。くず粉入り生姜紅茶は、いわば「自宅で作る葛根湯」。生姜紅茶にくず粉を入れるだけで簡単にできるので、葛根湯が手元にない場合は、自分で作ってみましょう。
生姜紅茶の作り方はこちら

解決法その2「大根の葉の味噌汁」

ダイコンに含まれる食物戚維のリグニンは、さまざまなガン細胞の発生を抑制することで知られます。生のダイコンは頗も葉も体を冷やしますが、原種食品であるみそ汁の具にすれば、強力な保温効果を発揮します。特に葉は血行をよくして血をきれいにする作用があるので、昔から「婦人病によく効く」といわれます。葉は、スーパーマーケットなどでは切られて販売されていることが多くなっていますが、もったいないことです。有機野菜の販売店などで、葉つきのものを買い求めましよう。

「乳がん」日本人女性に急増中、肉やパター、マヨネーズ…多食がいけない

ピンクリボン
ピンクリボン

大腸ガンと同じく、昭和30年代まではそれほど目立たなかったガンですが、経済成長とともに食生活が欧米化し、それに比例して激増しました。肉や卵、牛乳、バターなどをとり過ぎると血液中のコレステロールが増え、女性ホルモンの生成が活発になって色白、やわ肌、大きな乳房がつくられますが、同時に、ホルモン依存性のガンが発症しやすくなります。
予防・改善には、食生活を和食に切り替え、体を温めること。また、薄着をすると躯幹から突出した乳房が冷え、血行が悪くなりがちです。寒い季節は保温性のある下着を身につけたり、カイロを利用するといいでしょう。

解決法その1「生姜湿布」

乳房は、体から突出しているために外界に接しているので冷えやすく、特に、大きな乳房の人は要注意です。乳房をめぐる血管の数は同じなので、大きい乳房はど冷えやすくなります。乳ガンの術後の人、家系的に乳ガンにかかりやすい人は、生姜湿布で乳房を温めましょう。
発汗・保温作用だけでなく、痛みを鎮める効果もあります。ただし、肌が敏感な人はヒリヒリすることがあるので、貼るタイプのカイロをブラジャーの外側につけてもいいでしょう。ブラジャーをつけない場合は、低温やけどをしないよう、肌着の上からカイロをあてましょう。

解決法その2「黒い食品」

「ガンは冷えて体が白くなると生じやすい」と東洋医学では考えます。人間は体温が高く、赤血球が多い「赤ちゃん」として生まれますが、年齢とともに体温が下がり、白髪がまじったり、白内障になるなど、「白ちゃん」= 老人になっていきます。
雪が白いように、白は「冷え」の色となります。陰性である冷えを改善するには、陽性である「黒い(または赤い) 食べ物」が効きます。黒豆の黒砂糖煮をはじめ、黒ごま、海藻類、黒米、乾燥プルーン、赤ワインなどを積極的に食べましょう。体内の陰陽のバランスが整い、ガンの予防・治療に効果的です。

乳がんも早期発見であれば重症化しない

上半身全体が映る大きな鏡の前で

  • 乳房は左右対称か
  • どちらかの乳房の皮膚がひきつれていないか
  • 左右の乳房の大きさ・形・向きが極端に違っていないか
  • どちらかにえくぼのようなくぼみやひきつれがないか

仰向けに寝た状態で

  • 片方の手を下げ、もう片方の4本の指を「く」の字に曲げ、脇の下のリンパ節や乳房の外側から内側に向かって軽く押すようになぞり、しこりの有無をチェック

やっぱりわからない!という人は乳がん自己検診グローブ もあります。自宅で乳がんがセルフチェックできます。乳がんを必ず発見出来る商品ではありません。セルフチャックをサポートするアイテムです。必ず、病院や検査機関の検診を受けましょう。

みそには乳がんを抑制する作用があるので味噌汁を毎日摂るようにすると予防につながります。乳がん「大きさよりリンパ節」

大腸がん「肉類や乳製品など動物性脂肪の過剰摂取が原因

大腸ガンの原因になる肉類
大腸ガンの原因になる肉類

胃ガン、肺ガン、肝臓ガンについで、日本人に増加しているのが大腸ガン。その原因のひとつとして、食物繊維の豊富な米やジャガイモ、さつまいもなどの炭水化物の摂取量が減り、かわりに肉や卵、牛乳、乳製品の摂取量が激増していることがあげられます。
過剰にとった動物性脂肪は胆汁の過剰分泌を促し、それが腸内細菌の働きでデヒドロコール酸に変わると、大腸ガンの発ガン物質になるといわれています。大腸ガンを予防するには、和食中心の食生活が一番。ボリュームのある朝食はやめ、ニンジンジュースだけりにしてもいいでしょう。

解決法その1「和食」

野菜や海藻、豆類、こんにゃくなどを使った和食はカロリーが低いうえ、食物繊維がたっぷり。食物繊維の別名は「腸の掃除屋」。腸内に発生した老廃物や栄養過剰物をからめとり、そのまま便と一緒に体外に排出してくれます。
大腸ガンの予防には、便秘をしない生活習慣がとにかく第一。
「腸に有害物質を吸収させないため、がんこな便秘の人は漢方薬の緩下剤 を使ってでも、毎日排便すべきです。

食習慣で特におすすめなのは海藻類。海藻類に含まれる炭水化物は、大部分が非消化性の食物繊維で、コレステロールや脂肪、糖、発ガン物質の除去と排泄作用を促します。特にワカメやヒジキ、モズクなどに含まれるフコイダンは、免疫力を高めて制ガン効果を発揮します。上質なフコイダンをお探しならこちらです。

解決法その2「入浴」

ガン細胞が最も増殖しやすいのは、35度前後の体温です。運動をして体を温め、白血球の働きを活性化して血液浄化することは、ガンの予防・治療にとても大切なこと。体熱が39.3度以上になるとガン細胞は死滅するので、運動の他、入浴やサウナ、温泉に入るのもいいいいでしょう。
家庭で入浴するときは、38~40度くらいのお湯( 熱すぎずずぬるすぎず、自分で心地よいと患う温度) にじっくりつかり、どんどん汗を流しましょう。便秘ぎみの人は、湯船の中で、腸の運動を活発にするエクササイズを。ゆっくり息を吸いながらおなかを大きく突き出し、ゆっくり息を吐きながら引っ込める運動を、10回ほど繰り返しましょう。

解決法その3「ニンジンジュース」

1982年、米国科学アカデミーは「ガンは税金のように、免れられないものではない」と提唱し、「ガン予防にはビタミンA、C、Eが効果的である」と発表しました。ビタミンA、C、Eは細胞膜の酸化(サビること) を防止して、発ガン物質が細胞内に侵入するのを防ぐうえ、ビタミンCは、ガン細胞の増殖を抑える白血球の力をパワーアップします。
さらに最近では、ニンジンに含まれる力ロテンが、発ガンを促す活性酸素や過酸化脂質を退治し、ガン予防に有効に働くことが明らかにされています。ビタミンA、C、Eを多く含む食品として、米国科学アカデミーはニンジンを推奨しました。以来、アメリカではニンジンジュースのブームが起こりましたが、ヨーロッパでは百年以上も前から、ガン治療にニンジンジュースが用いられています。

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