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「高血圧・脳卒中」下半身が冷えると血液が上半身にいき、のぼせたりイライラの原因に

日本人に多い高血圧の原因は、まず塩分・水分のとり過ぎ。塩分には吸湿性があるので、血液中に塩分が入ると、周囲の細胞から水分をとり込み、血液の全体量が多くなります。その結果、心臓が血液を押し出すのに負担がかかることに。水分のとり過ぎも同じ原理で同様です。ふたつめは高脂肪食の過食。脂肪が動脈の内壁に沈着して血管が細くなると、血圧が上がります。さらに加齢によって下半身の筋肉が衰えると、そこに蓄えられていた血液が上半身に集まります。血液が上半身の一番上、つまり脳に集まってあふれ出た状態が、脳卒中(脳溢血)です。

解決法その1「たまねぎの薄皮煮」

タマネギに含まれるビタミンB1、B2、Cは、同じ含有成分であるクエルセチンと協同して、血管をしなやかに、丈夫にします。特に、タマネギの皮のうす茶色に含まれた色素・クエルセチンには、強い降庄作用があるといわれます。

たまねぎは血圧を下げる降圧食としても紹介されています。

脳卒中や高血圧、動脈硬化などの血管病の予防・改善に、タマネギは効くのです。また東洋医学には、「相似の理論」というのがあります。これは、「体に足りないものは、似た食べ物で力を補充すればよい」と考える理論です。
たとえば中国では、「クルミは脳の形に似ているから、クルミを食べると頭がよくなる」といいます。根菜類のタマネギは、人間の下半身に該当する食べ物。タマネギやゴボウ、ニンジンなどを食べると、下半身が強化され、下半身の筋肉に血液がプールされるため、高血圧を改善できます。

解決法その2「チーズ、納豆、味噌」

チーズや納豆、みそ、醤油などの発酵食品には、ピラジンという抗血栓物質が入っています。特に納豆には、血が脂で汚れるのを防ぐビタミンB2、B6が豊富に含まれていると同時に、血栓を溶かすナットウキナーゼが含まれています。「高血圧に塩分は禁物では? 」と心配しなくても大丈夫。塩分を控えなくてはいけないのは「ずんぐりむっくり、赤ら顔のおじさん」と表現される陽性体質の人で、「色白で冷え性」の陰性体質の人は、塩分を控える必要はありません。ある程度の加減は必要ですが、むしろ体を温めるので、積極的にとっていいのです。摂取した分、汗で排出するよう心がければ、とり過ぎを気にする必要はありません。
ただし精製塩はすぐにやめるべきです。

精製塩はすぐにやめる

解決法その3「ウォーキング」

下半身の衰えは高血圧や脳卒中の引き金になります。筋肉は使わないとなえ訂すが、積極的に使えばどんどん鍛えられ、新しい毛細血管が増えていき、上半身から下半身へ十分な血液が行き渡るようになります。健康に最もよく、誰でも手軽に楽しめるのはウォーキング。1日30分でも、毎日の生活に取り入れましょう。

意外なのは、昼寝が血圧を下げるという情報。とっても興味があります。すぐに試すことが出来そうです。
食事は、高血圧 | 薬を使わない食事療法(病気・症状別)が参考になりそうです。

「卵巣ガン・子宮体ガン」袋状の臓器である卵巣や子宮は体温が低下しやすくガンが発生しやすい

卵巣ガン・子宮体ガン
卵巣ガン・子宮体ガン

卵巣ガン・子宮体ガンは乳がんと同じく、女性ホルモン過剰によって引き起こされるガンです(こうしたガンの手術後には、男性ホルモン剤や、女性ホルモン阻害剤を用いた治療がなされます)。

原因として考えられるのは欧米食への偏りですが、なかには「肉も卵も牛乳も苦手」という人もいます。たとえ和食中心の食生活でも、体が冷えて血行が悪くなり、よどんだ血液が下半身に流れるとガンになることがあります。特に卵巣や子宮は体温が下がりやすい管腔臓器ですから、ガン予防には、血液循環をよくして下半身を冷やさないことが大切です。

解決法その1「くず粉入り生姜紅茶」

体の冷えを改善するには生姜紅茶が効果的ですが、くず粉をプラスするとさらに保温作用が高まります。「万病に効く薬」と呼ばれる漢方薬・葛根湯には、くずの根や生姜など、体を温める生薬が配合されています。くず粉入り生姜紅茶は、いわば「自宅で作る葛根湯」。生姜紅茶にくず粉を入れるだけで簡単にできるので、葛根湯が手元にない場合は、自分で作ってみましょう。
生姜紅茶の作り方はこちら

解決法その2「大根の葉の味噌汁」

ダイコンに含まれる食物戚維のリグニンは、さまざまなガン細胞の発生を抑制することで知られます。生のダイコンは頗も葉も体を冷やしますが、原種食品であるみそ汁の具にすれば、強力な保温効果を発揮します。特に葉は血行をよくして血をきれいにする作用があるので、昔から「婦人病によく効く」といわれます。葉は、スーパーマーケットなどでは切られて販売されていることが多くなっていますが、もったいないことです。有機野菜の販売店などで、葉つきのものを買い求めましよう。

「乳がん」日本人女性に急増中、肉やパター、マヨネーズ…多食がいけない

ピンクリボン
ピンクリボン

大腸ガンと同じく、昭和30年代まではそれほど目立たなかったガンですが、経済成長とともに食生活が欧米化し、それに比例して激増しました。肉や卵、牛乳、バターなどをとり過ぎると血液中のコレステロールが増え、女性ホルモンの生成が活発になって色白、やわ肌、大きな乳房がつくられますが、同時に、ホルモン依存性のガンが発症しやすくなります。
予防・改善には、食生活を和食に切り替え、体を温めること。また、薄着をすると躯幹から突出した乳房が冷え、血行が悪くなりがちです。寒い季節は保温性のある下着を身につけたり、カイロを利用するといいでしょう。

解決法その1「生姜湿布」

乳房は、体から突出しているために外界に接しているので冷えやすく、特に、大きな乳房の人は要注意です。乳房をめぐる血管の数は同じなので、大きい乳房はど冷えやすくなります。乳ガンの術後の人、家系的に乳ガンにかかりやすい人は、生姜湿布で乳房を温めましょう。
発汗・保温作用だけでなく、痛みを鎮める効果もあります。ただし、肌が敏感な人はヒリヒリすることがあるので、貼るタイプのカイロをブラジャーの外側につけてもいいでしょう。ブラジャーをつけない場合は、低温やけどをしないよう、肌着の上からカイロをあてましょう。

解決法その2「黒い食品」

「ガンは冷えて体が白くなると生じやすい」と東洋医学では考えます。人間は体温が高く、赤血球が多い「赤ちゃん」として生まれますが、年齢とともに体温が下がり、白髪がまじったり、白内障になるなど、「白ちゃん」= 老人になっていきます。
雪が白いように、白は「冷え」の色となります。陰性である冷えを改善するには、陽性である「黒い(または赤い) 食べ物」が効きます。黒豆の黒砂糖煮をはじめ、黒ごま、海藻類、黒米、乾燥プルーン、赤ワインなどを積極的に食べましょう。体内の陰陽のバランスが整い、ガンの予防・治療に効果的です。

乳がんも早期発見であれば重症化しない

上半身全体が映る大きな鏡の前で

  • 乳房は左右対称か
  • どちらかの乳房の皮膚がひきつれていないか
  • 左右の乳房の大きさ・形・向きが極端に違っていないか
  • どちらかにえくぼのようなくぼみやひきつれがないか

仰向けに寝た状態で

  • 片方の手を下げ、もう片方の4本の指を「く」の字に曲げ、脇の下のリンパ節や乳房の外側から内側に向かって軽く押すようになぞり、しこりの有無をチェック

やっぱりわからない!という人は乳がん自己検診グローブ もあります。自宅で乳がんがセルフチェックできます。乳がんを必ず発見出来る商品ではありません。セルフチャックをサポートするアイテムです。必ず、病院や検査機関の検診を受けましょう。

みそには乳がんを抑制する作用があるので味噌汁を毎日摂るようにすると予防につながります。乳がん「大きさよりリンパ節」