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いまひとつやる気が出ない体をさらに疲れない体にする

いまひとつやる気がでない
いまひとつやる気がでない

日光浴を積極的に行う

ここからは、副交感神経優位の疲れの解消法です。副交感神経タイプの疲れとは、「たるんだ生活により、体の機能が低下する」ことが原因で生じます。

同じ疲れでも、交感神経緊張時の疲れの解消に必要な、「よく栄養を取り、ゆっくり休む」方法では、逆に疲れを悪化させることになってしまいます。

ですから、交感神経を刺激する生活をすることが必要です。副交感神経優位の疲れレベル1では、筋力や代謝の効率などの体の機能が低下し、いつも脈拍、血圧、血糖値が低下した状態にあります。そのため、「体を動かしたくない」という気分になりやすいのです。
ですから、交感神経を刺激するために、まず日光をよく浴びることから始めましよう。それから、数十分かけて運動をして、血流の回復を図ることです。

その日のうつに寝る

このレベルは、1の状態が続き、疲れが悪化している状態です。気だるい感じがして、朝起きても元気が出ず、ちょっと動いただけですぐに疲れてしまうのが特徴です。

副交感神経の緊張が続き、血管の拡張状態が続いたことで、血流が滞り、体温が下がり始めていることに原因があります。

これを解消するには、少し動いたくらいでは効果はありません。数週間かけて、生活のリズムを取り戻すことが必要です。遅くとも午前0時までに寝て、日の出と共に起床伸する。そして、日中は活発に活動するような、交感神経を刺激する生活を心がけることが大切です。

やる気がでないときは筋肉をちょっと刺激してやる

活動量が低い状態が続いたことで、かなり筋力が低下し、体を支えるのがきつくなっている状態。肩や腰の痛みもかなり出てくるはずです。

それどころか、立っているべき時に立ち続けることができない状態かもしれません。電車の中やコンビニエンスストアの前で、地面に座り込んでいる中高生を目にしますが、体がレベル3の状態に陥っているためと考えてもいいでしょう。

交感神経タイプの疲れと同じように、副交感神経タイプにおいても、このレベル3の段階で引き返さなければ、病気が待っています。ですから、この段階の体のサインに気づくことが、非常に大切です。レベル3で生じる疲れの感覚・症状は次のようなものです。

気分は沈み、落ち込みがちに活動量が少ないことから、やせ細る、あるいは肥満傾向がでてきます。血流はさらに滞り、体温は低下し、皮膚の色は青白くなっていきます。

また、副交感神経が優位な状態が続いたために、排泄・分泌機能が活発化し、鼻炎の傾向などが出てきます。

さらに、心身共に、感覚が過敏になります。精神的には、他人からの視線や言葉がひどく気になり、神経質に反応するようになります。肉体的には、痛みやかゆみ、蕁麻疹が起きやすくなってくるでしょう。午後になると足がむくんできます。

このレベル3以降の疲れの解消法としては、数ヶ月単位でメリハリの利いた生活を続けながら、散歩をしたり、駅の階段を上ったりして、徐々に体を鍛えること。とにかく、低下した筋力、循環器系の機能をアップすることが大切です。

また、自律神経を整える爪もみ療法も効果的なので、試してみてください。疲れのレベルが4に至ってしまうと、副交感神経優位の疲れも、いよいよ病気の領域に入っていきます。

全身の倦怠感が強くなり、筋力など体の機能低下によるこり、痛みがひどくなります。また、知覚過敏の傾向が強まって、アレルギーが出てくる人もいるでしょう。さらに、疲れのレベルが5に達すると、慢性的なアレルギー性疾患、重い鼻炎やアトピー性皮膚炎に苦しみがちになります。

そこまで行くと、回復するのに数ヶ月単位の期間が必要になります。ですから、何度も言うように、そうなる前に早めに手を打つことが大切です。

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