疲れをためないライフスタイル1「定時に帰る」

定時帰宅
定時帰宅

夕方になると体が重くなる

仕事をしている人で、「夕方を過ぎると、急に体が重くなる」経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。

もちろん、1日の疲れがたまってきたからでしょうが、自律神経の日内リズムを見れば、理由も明らかになります。

人間の体は、午前中から日中にかけては、交感神経を優位にして仕事モードの体となります。やる気が出てきて元気に活動するモードです。

そして、夕方ごろからは、夜の就寝に向けて副交感神経が価位になり、体は休息モードに入ります。血流も回復し、気分はリラックスしてきますので、本来でしたら、ここで「体が軽く」感じられるはずです。

ところが、多くの人は、夕方になつても相変わらず仕事を続けています。活動に向かない休息モードの体をムチ打って、無理して動かす不自然なことをして、その分、体への負荷が高くなるのです。

つまり、体の日内リズムを無視して、夕方以降も働き続けるスタイルによって、「夕方以降、急に体が重くなる」現象が生じているわけです。

体の自然なリズムから見れば、夕方以降も仕事をするのは、とても不自然な生活だと言えます。

本来、夕方以降は、副交感神経優位になり、1日の疲れを洗い流す時間なのですが、ここで、さらに働き続けると、1日の疲れを取ることができないばかりか、昼間よりもさらなる疲れを積み増すことになり、典型的な疲れをためる生き方になります。

そもそも夕方以降は、副交感神経優位になるので、集中力も落ち、体も動かず、仕事の効率は極めて悪くなるはずです。ですから、昼間よりも、ストレスもたまりやすくなっているでしょう。

このように、夕方以降は、仕事の能率が悪くなり、さらに仕事をすると健康を害する時間帯なのです。よい仕事を長く続けていくには、いかに、この時問に仕事をせず、休息を確保するかを考えなくてはいけません。

残業は、長くても2時間、午後7時には仕事を終えるべきです。もし、あなたの職場に、きちんと仕事を終えて夕方に帰る人に対して、「暇なの? 」と言ってしまうような「長時間労働の美学」があるなら、それを捨てたほうがいいでしょう。

夕方以降はできるだけ仕事をしないことが、いい仕事を長く続けるために、ぜひ必要なことなのです。

デスクワークの人の免疫力を高めるためのすぐにできる簡単体操(8の字体操)(腰なで体操)(目回し体操)

デスクワークの人のための体操
デスクワークの人のための体操

全身が温まる8の字体操

デスクワークが中心の人向けに、簡単な体操で「8の字体操」です。

  1. まず、背筋を伸ばして立ちます。足は肩幅くらいに開きます。体の中で力が入っているところがないかチェックして、全身の力をできるだけ抜いてリラックスします。
  2. 腕を上に上げます。手は自然に開いたままです。
  3. 両腕で、頭の上に、床に対して水平に、大きく「8の字」を描きます。この時に、腰から上も力を抜きながら、腕の動きに合わせて自然に揺れるようにします。これだけです。

8の字体操は、ラジオ体操の「体を横に曲げる」「体を前後に曲げる」「体をねじる」の3つの動作で使う筋肉をすべて使う運動であり、体のほとんどすべての筋肉を連動させて動かすことができます。ですから、血流を回復させるには、とても効率がよいのです。
簡単に見えますが、はじめは体がぎしぎしする感じがしてうまくできない人もいるでしょう。

この運動を習慣にすると、やがてスムーズにできるようになり、体の動きも、血流もよくなってきます。

特に、肩こりや背中のこりが解消されるのでまた、集中して仕事に取り組めます。

体のこりを解消する「腰なで体操」

これもまた非常に簡単な運動です。

  1. 背筋を伸ばして立ちます。足は、肩幅より少し広めに開いたほうが、うまくいきます。全身の力を抜いてください。両ひざは軽く曲げます。
  2. その状態で、まず、右方向に胴体を移動させ、右足に体重を乗せます。すると左足のかかとは自然に浮くでしょう。垂心の移動と同時に、右手で右のお尻から、右足の太ももの下のほうまでを、なで下ろすようにします。この時、上体を前に倒さないようにするのがコツです。自然と右肩が下がり、左肩が上がるはずです。すると、左の脇腹下の腰の
  3. 筋肉が伸びるのを感じるでしょう。
  4. 今度は2の逆です。左方向に胴体を移動させ、左足に重心を乗せると同時に、左手で左のお尻から太ももの下のほうまでなで下ろします。
  5. 重心の移動を十分に意識しながら、2と3をリズミカルに繰り返します。

上手にできるようになると、短時間で驚くほど腰の筋肉がほぐれ、こりが取れるのを感じるでしょう。

8の字体挟も、腰なで体挟も、リラックスしてやってみましょう。短時間で、こりやすい筋肉を動かす、非常に効率のよい運動です。体は、ひねったり、重心を移動させたりして揺らすと、姿勢をまっすぐな状態に戻そうとする性質があります。その時に、さまざまな筋肉に効率よく負荷をかけると、血流が促されるのです。

目の疲れが一瞬で解消する「目回し体操」

デスクワークが中心の人は、目の疲れをこまめに取る必要があります。それには、目回し体操がお勧めです。

これもとても簡単です。上、下、右、左を見る形で目を動かしていきます。また、時計回り、反時計回りにぐるぐる回してみましょう。

目をあちらこちらに向ける時は、顔を動かさないように注意することがコツ。正面を向いたまま、目だけを動かしましょう。目を開けているとクラクラする人は、目を閉じてするといいでしょう。

以上の動作を中心としながら、後は、疲れが出やすいところをほぐす動作を自分なりに工夫してつけ加え、毎日何セットかするとよいでしょう。

まず、深呼吸をして、筋肉をほぐします。次いで、「8の字体操」、「腰なで体操」。その後、「目回し体操」をします。その後、首を前後左右に曲げたり回したりし、ひざの屈伸をし、足を大きく開いてひざを曲げ腰を落とす「また割り」をして、前屈・後屈をします。深呼吸から前屈・後屈までの7つを1セットとして、朝食の前にじっくりと20分くらいかけて行い、後は、仕事中に疲れを感じた時に、気分転換がてら気軽に行います。

仕事の合間にこうした体操をすることで非常にまた、集中力をたかめることができます。こうしたリラックスタイムにより仕事の効率も高まるでしょう。

自律神経を安定させる生活習慣

深呼吸で自律神経安定
深呼吸で自律神経安定

40秒で吐いて吸う

具体的な疲れ解消のポイントです。1時間に1回の休息の際に、まずやるとよいのが、深呼吸です。呼吸をバカにしてはいけません。と言ってバカにしてはいけません。
深呼吸は、工夫によって、自律神経をコントロールするスイッチの役割を果たすので、気分を落ち着かせて体の声を聴きやすくしたり、逆に集中力を高め、活動しやすくします。

また、体操の前に行うことで、体に酸素を取り込んで、筋肉をほぐします。さらに、肺が広がり血流を促しますので、胸がふさがる姿勢を続けている人に多い肺ガンの予防になります。
肺がんについての詳細はこちら

肺は、日分の意思で動かせない自律神経と、自分の意志で動かせる運動神経の両方から支配を受けている唯一の臓器です。

私たちは、呼吸という意識的な行為を介して、普段は意志の支配を受けつけない自律神経を刺激し、そのバランスを整えることができるわけです。さらに細かく言うと、息を吸う時に交感神経が優位になり、吐く時に副交感神経が優位になります。

仕事に集中しすぎて交感神経優位が続き、呼吸が浅く速くなると、やがて酸欠に陥り疲れが生じます。

こうした時は、副交感神経を刺激しなくてはなりません。より効果的に刺激するには、たくさんの酸素を取り込むことと、吐く息を吸う息よりも意図的に長くすることの2つが必要です。

この2つを兼ね備えた呼吸法が、腹式呼吸です。腹式呼吸は横隔膜を上下させることによって行う呼吸法です。横隔膜の上下によって、腸が刺激されるので、副交感神経を優位にします。

深呼吸のやり方

まず、背筋を伸ばして胸を広げ、下腹部分をへこませながら、ゆっくりと、「これ以上、吐けない」というところまで息を吐ききります。息を吐ききると、自然に息を吸う流れに入れます。

そして、意識的にお腹を膨らませながら息を吸います。吐く時間が、吸う時間の2倍以上になるようにしましょう。

吸う時は鼻で、吐く時は口をすぼめて量をコントロールすると吸う時間の2倍以上の長さになります。

仕事の合間に休息を取る際は、腹式呼吸を行った後、体に意識を向け、体の声を聴いていきましょう。日中リラックスしたい時だけでなく、寝る前に行うと、寝つきがよくなります。

また、夜中に何となく目が冴えて起きてしまった時も、腹式呼吸の「吸って」「吐いて」の呼吸を1分間かけてゆっくりとやってみてください。おそらく5回も呼吸しないうちに、眠くなってくることでしょう。

1分かけてのひと呼吸というのが長すぎてできないという人は、最初は40秒でひと呼吸してみてください。

慣れてくると、だんだん長い時間の中でひと呼吸ができるようになります。呼吸で刺激できるのは、副交感神経だけではありません。リラックスでなく、逆に集中したい時や気力を出したい時は、交感神経を刺激する胸式呼吸をするとよいでしょう。

胸式呼吸は、肋骨の動きによる呼吸法です。まず、姿勢を正し、両手を軽く握り、顔の横に持ち上げます。その状態のまま、ひじを左右に開きながら、口で「スッ」と勢いよく息を吸い、胸を張って空気をため込みます。

ひと呼吸おいた後、フツと肩の力を抜くと、自然にひじが下りますので、その時に息を吐きます。これを5回ほどやるとよいでしょう。頭に血液と酸素が巡り、意識がはっきりしてきて、心身共に集中力が高まります。

いつも目がパッチリでスッキリする習慣

目がパッチリ
目がパッチリ

パソコンの連続使用は45分を習慣化する

デスクワークでは、手元を凝視して目を酷使することが多いのですが、休息の時間には、必ず遠くを眺めて、目を解放してあげることです。パソコンなどは瞬きの回数も自然に減ってしまうので余計に注意が必要です。目の疲れは非常に危険です。単に「目が悪くなる」といった程度の話ではなくなります。

目を酷使して眼精疲労がたまった時は、実は、血圧が200mmHG近くまで上がっていることがあるのです。

これは激怒して非常に興奮している時と同じレベルの血圧です。当然、交感神経も強く緊張しでおり、それが継続すると疲れが取れなくなりどんどん蓄積していきます。すると、全身の血流が滞ってしまい、やがて組織破壊へと進んでいくわけです。

眼精疲労が引き起こす疲れは、「視力が落ちて、後頭部や肩がこつてくる」というレベルではなく、全身的な血流障害にまで行き着くということを知っておいてください。

パソコンのモニターは、テレビを観る時の2倍程度の負担が目にかかります。テレビは、ある程度離れた位置から、風景として眺めることが多いのに比べ、パソコンの画面は、文字を読むなどして、何時間も集中して凝視するからです。

パソコンに向かう時間は、l日4時間までにしていり人もたくさんいます。なぜなら、それ以上パソコンを続けると、目に負担がかかりすぎ、疲れがたまってしまうからです。疲れがぬけなくなってしまうのです。

l日4時間では、仕事が間に合わない!という人も多いでしょう。なかには1日10時間以上も、パソコンに向かう人もいるでしょう。

そういう人は、なるべく、パソコンに向かう時間が少なくて済むように、仕事の段取りを工夫しましょう。モニターに向かう時間、キーボードを打つ時間を減らすための仕事の段取りを考えます。

「パソコンによる作業は、想像以上に、体全体に負担をかける作業である」と知ったうえで、長時間パソコンに向かう時は、1時間に15分は、目と体に、相応の休息を与えるようにします。

最近は、働く女性で乳がんになる人が増えています。これには、オフィスで事務的な仕事をするという勤務スタイルが深く関わっていることも考えられます。

つまり、交感神経を緊張させ、全身の血流を滞らせる代表的な行為を、ダブルでやっているわけです。

疲れも非常に蓄積しやすくなります。20~30代のうちは、体も強いので、何とか、もつでしょう。しかし、40~50代までこうしたスタイルを続けていると、ガンなどの大病をしがちです。

女性の場合、特に乳房は突出していて冷えやすいので、乳がんになる人が少なくないのです。

オフィスで事務的な仕事をしている女性には、疲れのサインに特に気をつけてほしいと思います。

疲れ目の深刻度がわかる自己診断はこちらです。疲れ目は仕事でつかうPCだけでなく日頃使用するスマホやゲームなども同様に疲れ目になるので注意しなければいけません。

血流回復の生活習慣

1時間に1回ののび

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1時間に1回「心がのぴのぴする」

疲れを取るためには、体の声を聴くことが大事です。しかし、仕事に集中している時は、交感神経が緊張し続けている状態で、体の声を聴こうと思っても聴くことができません。交感神経優位では、知覚に必要な神経伝達物質の分泌が抑制されているからです。

神経伝達物質の分泌を促進するには、強制的に、副交感神経を優位にする時間を確保しなくてはいけません。

タイミングは1時間1回です。

必ず集中を解いて、休息の時間を取りましょう。そして、呼吸法などを用いて、副交感神経を優位にします。

その後、自分の体に意識を向けて、凝っているところ、体温が下がっているところなど、血流障害が起きていそうな部分がないか、感じ取ってみましょう。
感じ取れたら、その部分の血流障害を回復するような体操などをするのです。

「一定時間たったら、いきなり体操を始める」というのもいいのですが、自律神経の働き方を知っていると、体操を始める前に、いくつかのステップを踏むことができ、効果的に休息できます。

血流を回復させ疲れを取るには、体を動かすのが一番です。その際のコツは、仕事で続けがちな姿勢と逆の動きをすることです。

たとえば、立ち仕事が多い人は、骨に負担がかかりすぎて骨の病気になることも多いものです。そういう人は、休み時間には、座ったり、横になったりする姿勢を取ることです。

逆に、デスクワークで座っていることが多い人は、立ち上がり、腕を上げて肩の筋肉を緩めることです。

また「胸を広げる」動作も非常に大切です。デスクワークをしている人は、書類を見たり、パソコンを使ったりして、どうしても、猫背になって、「胸がふさがる」ような姿勢が続きます。これは、肺が血流不足になり、組織障害を起こしやすくなる姿勢です。

近年、喫煙率が減っているのに、肺がんが増加傾向にありますが、その理由は実は、こうした姿勢に原因があるように感じています。

主婦でも、悩みで胸がつぶれる思いをし、胸がふさがるような姿勢を続けている人は、肺の血流障害を起こしやすいので、努めて背筋を伸ばし、胸を広げる動作をすることをお勧めします。

疲れをためない生活習慣

疲れをためない
疲れをためない

仕事中の疲れは仕事中に取ってしまう

ここでは特に、忙しい平日、オンの日に、どのようにして疲れをためない生活を送るといいのかです。ちょっとしたことに気を配るだけでずいぶんと違ってきます。

疲れは、1度ためこんでしまうと、体にとって大きな負担となり、回復するにも長い時間がかかり、解消費用も高くつくようになります。

疲れをためないためには、疲れが発生したその時、直後に、こまめに取る習慣をつけられるかどうかが勝負です。

  • 運動する時間なんてない
  • スポーツクラブはお金がかかるので退会した

そうした話をよく聞きますが、わざわざ仕事時間とは別に、まとまった時間を取ろうとするから、できないのです。

また、たまった疲れは、1回の運動で一気に取ることはできません。ですから発想を変えます。

特別に時間を確保するのが難しいのでしたら、まず、「疲れが発生する時間の中で、疲れを取り除く時間も確保してしまおう」と考えましょう。このほうが、時間も手間もお金もかからず、簡単です。

そして実は、これが体を守る最低ラインなのです。最低ラインをクリアしたうえで、週1回や2回、特別な機会を設けてまとまった運動をするようにすれば、いずれ「疲れない体」をつくることも可能でしょう。「そんなこと、当たり前だ」とわかってはいても、なかなか実践できないのが現実でしょう。

あなたは、1日に何回、血流を回復させるための体操をしていますか?「0回」や「寝る前のストレッチ1回」などという人がほとんどではないでしょうか?

人間は、体のある場所に疲れがたまり、血流障害が起きると、本能的に、その部分を動かしたり、伸ばしたりして、回復を図る感性を持っているものです。しかし、真面目な人は、2時間も3時間もぶっ通しでデスクに向かって仕事をしてしまいます。交感神経が緊張しきって、体の声を聴けなくなり、疲れをためてしまうのです。

一方、ズボラな人は、「地味で細かい実践など、やってられない」と、体の発するサインに注意を払わず、破綻するまで突っ走る傾向があります。疲れがたまって、体が壊れてからでは、遅いのです。オン の日こそ疲れをためない生活を、ぜひ習慣にしましょう。

更年期障害を撃退する方法

更年期障害
更年期障害

女性は40代になったら要注意

更年期障害も、女性の疲れに関わるものです。症状の出方は個人によって差がありますが、40代半ばから50代半ばまでの10年間がこの期問にあたります。これは、閉経前後の10年間、卵巣機能が低下し、エストロゲンなどの女性ホルモンが減少することによって生じます。

症状は多岐にわたり、のぼせ、発汗、手足の冷え、耳鳴り、頭痛、肩こり、腰痛、疲労感、倦怠感などがあります。また、イライラしたり、気分が落ち込んだりする精神症状も現れやすくなります。

これらの症状の要因となっているのは、エストロゲンの分泌量の減少によって、交感神経が優位に傾くことによる、血流障害です。

誰でもホルモンは減少していきます。しかし、人によって更年期障害の症状の出方に違いが出るのはなぜでしょうか。

この差を生じさせるのが、ストレスの多寡です。私は、更年期の症状の程度は、ホルモン量の減少そのものというより、ストレスの多寡による、自律神経の乱れの程度によって決まると思います。

考えてみれば、女性の40胡代後半から50代前半は、生活上のストレスが数多く重なる時期でもあります。

たとえば、思春期に差し掛かった子どもとの葛藤が生じやすく、子どもの進路や教育費の増大でも悩みます。

また、この時期の夫は、仕事上の責任も重くなり、夫婦関係にストレスが生じやすい時期でもあります。互いの両親の介護の必要まで生じてくれば、たいへんなストレスがかかることでしょう。

ただでさえ、ホルモン量の低下によって交感神経が緊張しがちなのに、ストレスによって、それが加速されるため、更年期の症状が悪化するのです。

たまには「家事に手を抜く」ことも大事

病院では、更年期障害の諸症状に対する薬が処方されるのですが、たいていは交感神経刺激の要因になるので、お勧めできません。

また、女性ホルモンを補充する療法もありますが、これも、お勧めしません。女性ホルモンはステロイドと同様にコレステロール様の物質なので、外から補充していると、酸化し体内に蓄積して、交感神経を刺激するようになります。長期的に補うと、発がんや老化のリスクも高まると考えられます。

もちろん、ホルモンが出ない場合などに補充するのはいいとは思いますが、生理現象として自然に減っていくものを無理に補充するのは、どうしても浅はかな対応に感じられます。

更年期障害の対策も、王道はやはり対症療法ではなくて、生き方の見直し、ストレスの軽減でしょう。

また、血流障害と、交感神経の緊張を少しでも和らげるために、積極的に体を温めるとよいでしょう。

女性特有の症状に関しては、漢方薬との相性がとてもいいので更年期障害を漢方で改善がおすすめです。

貧血を撃退する方法

貧血
貧血

貧血を起こしやすい女性、起こしにくい女性

体のだるさや立ちくらみ、眠気や吐き気を伴う貧血。これも、女性特有の疲れの症状のひとつです。貧血は、どのように起こるのでしょうか。

貧血は、副交感神経が優位な時に生じがちです。活動量が多く、よりたくさんの酸素が必要になる交感神経優位の生活では赤血球が増加します。一方、ゆったりとした副交感神経タイプの生活では赤血球が減少するので、それに伴って貧血が生じるのです。

出産適齢期を迎えた女性は、多かれ少なかれ、副交感神経が優位になります。

20~30代の女性は、恋愛や結婚をしたりと、幸せ感や充足感に包まれることが多くなるからです。心が安定したプラスの気持ちでいっぱいになると、副交感神経が刺激されます。

また、この時期は出産の準備期でもあるため、女性の体は、副交感神経を優位にすることで、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量やリンパ球を増やし、赤血球などを減らして活動量を抑える体調をつくり出します。胎児を宿すのは、女性の体に非常に負荷をかけることになるので、かなりの準備が必要なのです。

こうした生理現象に加えて、近年、子ども時代に恵まれた生活を送ったことで、副交感神経タイプになる女性が増えています。体質と生理現象があいまって、より副交感神経優位の体になることで、貧血が起こりやすくなっているのです。

貧血の対策として、薬(鉄剤)を飲む人が多いと思いますが、これも本来はおすすめできません。赤血球などに特別な病変があるなら、別途検討が必要な場合もあります。しかし、出産前に起こる女性の貧血は、出産後、子どもの世話にかかりっきりという忙しい状態になると、症状は改善されます。

交感神経が優位になるような活動的な生活になるからです。

このように生活スタイルが変わることによって、赤血球は増え、貧血は自然に解消されていきます。

貧血の予防と治療はこちら。

冷えを撃退する方法

女性に多い冷え症
女性に多い冷え症

女性は冷えそのものがストレスになる

女性の疲れに深く関係している、「冷え性」についてです。「職場の室温は背広を着た男性に合わせて低く設定してあるので、手足の先が冷たくなってつらい」「スーパーに行くと、冷蔵ショーケースの冷気で体が冷えてしまう」「空調が利いた建物から外に出ると、急激な温度差で立ちくらみや頭痛がする」

男性には、あまり実感できないかもしれませんが、冷えに関連する苦痛は女性にとって、とても深刻な悩みです。

女性の多くが寒さに弱いのは、男性に比べて筋肉量も活動量も少ないことから、熱エネルギーの生産能力が劣るためです。寒さは、女性にとって、男性が感じるよりも強いストレスとなります。

女性の体の末端や表面が冷えがちなのは、体温が下がるのを防ぐために、体の末端や表面の血管を収縮させ、毛穴も閉じて、放熱をできるだけ避けるためです。これによって、内臓などがある体の温度、「深部体温」の低下を防ぐのです。

そして、職場や、買い物先など強い冷房の中で交感神経が緊張した後、外に出たり、家に帰ってくつろぐと、急激に体温が上がり、副交感神経優位となります。その結果、血管が拡張して血流が増えるわけですが、強く冷やされた後に、急激に血流が回復することで、だるさ、腹痛、溝痛などの症状が現れます。

これらが、冷えに関連する苦痛や疲れの正体で、体温低下から身を守る反応であることもわかります。

いつも強い冷気にさらされていると、この反応が過激になつていきます。ちょっとでも寒さを感じると、交感神経が優位になり、強い冷えを感じるようになり、それに対する副交感神経の反応も大きくなって、だるさ、腹痛、頭痛も激しくなります。

冷えからくる不快な諸症状を緩和するために薬を使うと、交感神経緊張に傾き、冷えの症状をさらに悪化させてしまいます。本当の対策は、体を冷やさず、温めることです。

冷たい水は口の中で常温にしてから飲む

ここ最近は、現代の文明病と言えるような、さまざまな病気が増えています。これは、文明の進化で生み出された利器によって、体を冷やす機会が非常に多くなってきたからでしょう。

特に、体に悪影響を及ぼしているのが、冷房と冷蔵庫です。冷房によって、夏には冷気に体をさらさずには過ごせなくなりました。冷蔵庫の発達によって、私たちは食品を新鮮な状態で保存する方法を手に入れたものの、食べ物や飲み物を冷たいまま体に入れることが非常に多くなってしまいました。

体は深部体温を保とうとして、必死に頑張っているのに、冷たいものをそのまま消化器に流し込んでは、体温は一気に下がってしまいます。体力の消耗は、ますます激しくなり、活動のエネルギーも免疫力も下がって疲れやすくなり、病気の世界に入りやすくなるのです。

長い時間をかけて培われた人間の体のシステムに対し、たかだか数十年の文明の利器が、不自然な影響を与えて、病気が増えているのです。真夏で体がほてるような時なら別でしょうが、冷たい飲み物は、できる限り避けたほうがよいでしょう。
冷たい飲み物は、口あたりがいいので、どうしても一気に飲んでしまうので余計に注意が必要です。体が冷えやすい人は、冷たい飲み物は避けたほうが賢明です。

冷え症を撃退する方法

女性は寒さというストレスを意識する

女性の疲れに深く関係している、「冷え性」についてです。「職場の室温は背広を着た男性に合わせて低く設定してあるので、手足が冷たくなってつらい」「スーパーに行くと、冷蔵ショーケースの冷気で体が冷えてしまう」「空調が利いた建物から外に出ると、急激な温度差で立ちくらみや頭痛がする」
こういったことは、男性には、あまり実感できないかもしれませんが、冷えに関連する苦痛は女性にとって、とても深刻な悩みです。

女性の多くが寒さに弱いのは、男性に比べて筋肉量も活動量も少ないことから、熱エネルギーの生産能力が劣るためです。

寒さは、女性にとって、男性が感じるよりも強いストレスとなります。女性の体の末端や表面が冷えがちなのは、体温が下がるのを防ぐために、体の末端や表面の血管を収縮させ、毛穴も閉じて、放熱をできるだけ避けるためです。
これによって、内臓などがある体の温度、「深部体温」の低下を防ぐのです。そして、職場や、買い物先など強い冷房の中で交感神経が緊張した後、外に出たり、家に帰ってくつろぐと、急激に体温が上がり、副交感神経優位となります。その結果、血管が拡張して血流が増えるわけですが、強く冷やされた後に、急激に血流が回復することで、だるさ、腹痛、頭痛などの症状が現れます。

これらが、冷えに関連する苦痛や疲れの正体で、体温低下から身を守る反応であることもわかります。いつも強い冷気にさらされていると、この反応が過激になっていきます。

ちょっとでも寒さを感じると、交感神経が優位になり、強い冷えを感じるようになり、それに対する副交感神経の反応も大きくなって、だるさ、腹痛、頭痛も激しくなります。冷えからくる不快な諸症状を嬢和するために薬を使うと、交感神経緊張に傾き、冷えの症状をさらに悪化させてしまいます。本当の対策は、体を冷やさず、温めることです。

冷たい水は「口の中で常温にして飲む」

ここ数十年、現代の文明病と言えるような、さまざまな病気が増えています。これは、文明の進化で生み出された利器によって、体を冷やす機会が非常に多くなってきたことも大きく影響しています。特に、体に悪影響を及ぼしているのが、冷房と冷蔵庫です。
冷房によって、夏には冷気に体をさらさずには過ごせなくなりました。冷蔵庫の発達によって、私たちは食品を新鮮な状態で保存する力は手に入れたものの、食べ物や飲み物を冷たいまま体に入れることが非常に多くなっています。

体は深部体温を保とうとして、必死に頑張っているのに、冷たいものをそのまま消化器に流し込んでは、体温は一気に下がってしまいます。体力の消耗は、ますます激しくなり、活動のエネルギーも免疫力も下がって疲れやすくなり、病気の世界に入りやすくなるのです。

長い時間をかけて培われた人間の体のシステムに対し、たかだか数十年の文明の利器が、不自然な影響を与えて、病気が増えているのです。真夏で体がほてるような時なら話は別でしょうが、普段は、冷気や冷たい飲食物は、できる限り避けたほうがよいでしょう。

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