心の調子も腸が握っている

腸はセロトニンという神経伝達物質を使って運動しています。腸管に食べ物が入ると神経が内容物の通過を感じとり、セロトニンを通じて腸管全体に運動の命令を出しています。

セロトニンは腸が働く発火点となる物質で、腸管神経に広く分布しています。脳で働くセロトニンには、快と不快の神経に抑制をかける機能があり、精神面に影響を与えます。人間の体内のセロトニンは腸に95% 、脳に1%があることもわかっています。
5分間セロトニントレーニング | 健康メモ
https://health-memo.com/2018/03/05/5%e5%88%86%e9%96%93%e3%82%bb%e3%83%ad%e3%83%88%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%b3%e3%82%b0/
ただし腸のセロトニンは、血液脳関門を通過できないので、脳内に移動できません。腸のセロトニンが増えても、脳のセロトニンは増えないのです。
しかし、脳と腸の間にはなんらかの関係はあってもおかしくないと考えています。

強いストレスを抱えている方は、いくら薬を飲んでも食事療法を行なつてもなかなか問題が解消しない傾向にあります。しかし、音楽やスポーツなどその人の好みや趣味に合わせた「心を解放する」時間を意識的につくるだけで病状が改善することがあるという事実は、誰もが経験上納得できるでしょう。

腸のぜん動運動は、副交感神経が優位に働くことによって行なわれるということは説明したとおりですが、この副交感神経を音楽やスポーツがなんらかの形で刺激して、プラスの効果があらわれるのでしょう。

ところで、副交感神経を意識的に優位にするとされている方法に「探呼吸」があります。東洋医学でも吐く息をゆったりと長くする呼吸の効用は盛んにいわれていますし、呼吸が司るリズム運動にも、自律神経を安定させる効果が認められています。
副交感神経を上げる「1対2」の呼吸法 | 自律神経失調症の基礎知識
https://jiritsu-guide.com/2017/11/15/%e5%89%af%e4%ba%a4%e6%84%9f%e7%a5%9e%e7%b5%8c%e3%82%92%e4%b8%8a%e3%81%92%e3%82%8b%e3%80%8c1%e5%af%be2%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%91%bc%e5%90%b8%e6%b3%95/

また、体内のセロトニンは腹式呼吸によって増加するというデータもあります。リラックス状態は、腸の健康にもプラスに働きますから、自分に合ったリラックス法を見つけるとよいでしょう。

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